せっかく講座をやりきったので完走した感想という名の雑記をまとめます。
やりきった動画はこちら↓
全行程をBlenderだけで創るNPRアニメーション映像
https://coloso.jp/products/videocreator-popurika-jp?share=482caf
前提
受講前段階のざっくりとした自分のスペック
Blenderド素人が「結月ゆかり」のキャラモデリングを完成させるまで
だいたいこの記事の通りですがざっと羅列。
- チュートリアルに沿って自分の作りたいキャラモデリングを1体
- Blenderの超基礎的な操作はできる程度
- アニメーションは未経験(重要)
ぽぷりかさんの講座に決めた理由
Blenderを使い始めてやってみたかったのが「アニメーション」でした。
ざっとYouTubeなどを見ても作品をひとつ作りきるようなチュートリアルはさすがになかったため有料講座に踏み切るしかないだろうと判断。
colosoのサイトで一番ピンときたのがぽぷりかさんの講座だったので購入した次第です。
講座は「全てを参考にしない」
モデリングに限って言えば、自分は以前に視聴した無料チュートリアルの作り方で制作を進めたため、講座内のやり方をほとんど踏襲せずに進めました。
ぽぷりかさんの講座は大変実務的で情報量がとてつもないのですが、どうしても「その人のやり方」という側面が強い内容だったと思います。
例えば講座では顔を作るのもナイフツールを使って分割した頂点や面を整える手法。視聴当時(というか今現在も)自分のトポロジーの理解度が浅くて正直真似をするだけでもかなり難しいと感じました。
自分は基本的な型が無い「感覚的な工程」が苦手なのと、講座自体が項目ごとにかなり長いので、うまくいかずにモチベーションが下がって諦めてしまうより講座を進める方を優先しました。
そのため講座内での「拘り」的な箇所もかなりスルー。
(袖の皺付けとかが最たるもの)
買い切り系の講座は後から見返せるので、自分に技量がついてから今後の制作に取り入れようかなと思っています。

講座内でおすすめされていたけどやらなかったこと
モデリング以降もですが講座中で紹介されているショートカットキーの変更や作成は取り入れませんでした。(YキーをCキーに当てはめて「Z・X・C(Y)」で揃えて指の動きを短縮するとかそういうの。)
blenderはバージョンによってショートカットの変更がまだまだ多い印象があるので、今後使うバージョンでまた変わる可能性もあること、その度に設定するのはしんどそうだったので割り切ってそのままにしました。
(Yを移動するというより、移動前のCは何かショートカットがあったっけ?とシャッフルしてしまうことで分からなくなるのをデメリットと感じたため)
と言いつつ、アニメーション用のショートカットキーは一度取り入れたのですが、色々あって手戻りする羽目になった際に一緒にショートカットが吹っ飛んだので再度の設定を諦めたりも…。
リギングとスキニングの苦手意識が減った!
Auto-rig Proの使い方、ポーズモード制御用の追加コントローラーの入れ方等々、リギングとスキニングは本当に情報量が多く、ここだけでも相当の価値がありました。
特にスキニングは効率的なやり方を知れるだけで、こんなにも苦手意識が薄れるのかと自分でも驚いてます。
有料だったりもしますが、スキニング時に参考になるアドオンを色々と知ることができたのも収穫でした。
個人的に一番やらかして苦労したこと
自分の一番のやらかしは、ずばりアニメーション工程そのもの。
言い換えると「完全に未学習のままアニメーション工程に突入したこと」です。
アニメーションはこの講座を始める前に、簡単なものでいいから何か一つチュートリアルをやっておけば良かったと後悔してます。
大前提に、blenderアニメーションの知識がなさすぎました。自業自得です。
自分が知っているのはキーフレームを打つのが「I」キーってことくらい(過去バージョンは分からない)。
もちろん講座の最初で説明が入ったので最低限の基本知識は手に入れることができました。
それでもグラフエディターをいざ触ると、使い方がわからない。
実際に触ってみたら思った挙動にならずに戸惑う。ハンドルの使い方のコツが分からない、等々。
今までは見返せば理解できていた講座の内容がここでは見返しても分からない。
講座内では全体的にパイメニューを使用したショートカットを使っているのでひとつひとつの動作がとても速いです。
不明点は動画箇所を巻き戻し、再生倍速を落として、選んだ項目や画面に表示されいたキーイングを確認するっていうのはほぼ必須でした。
モデリング~リギング時にはそれで何とかなっていたものが、自分はアニメーション実践に入った途端に分からなくなりました。操作方法ではなく操作した結果の挙動が理解できていなかったので。
で、モチベが下がった結果、講座の視聴が一度止まりました。
アニメーション工程のよりによって序盤。
今なら言えるんですが、ここからもうしばらく視聴を続けていれば操作時のショートカットやコツについて解説が入っていました。作業の手が止まるなら視聴に専念してでも通しで見た方がよかったと今なら思います。
今回躓いた理由の解消法としては、
・簡単なチュートリアルで工程の操作感覚をつかんでから始める
・工程を全部視聴して知識の不足を補ってから進める
だと思います。

講座を受講して良かったか?
これは良かった!
とにかく実践的なテクニックの情報量が凄かった。ショートカットやアドオン系は取り入れれば効率アップもするだろうし、NPRアニメーション自体の具体的な知識がネット上だと探しづらいので、情報が集約されているのも良かったです。
プロがここでこう悩む、こうしたら良いという解法を得る部分も素人からしたら目から鱗です。
とにかく情報量が凄まじい。
今の段階で全部を取り入れるは難しい場合でも、うまく取り入れやすい技術をつまみ食いする感覚でもいいんじゃないかなと。
大事なのはたとえ今講座を完璧に再現できなくても完成させることなので。
講座を進める上で感じた大事なこと
今回技術的な面でプロのやり方を学べたのと別に、「調べる力」が本当に大事だなと痛恨しました。
正直講座通りに進めているはずなのに同じ結果にならない事が何度もあったのでその度にネットやchatGPTを使って調べました。なかなか答えにたどり着かなくて、何度どこかのコミュニティに質問を投げようと思ったか…。
当時の疑問はほぼ初歩的なものばかりだったので地道に答えを探したけれど、専門性が高いものであればコミュニティなどに投げた方がいいとは思ってます。
ただ些細な疑問も多かったけれど調べていくうちに自分が「何を分からないか分からない」状態から少しずつ脱却できたかなと。

(結果的にシェーダーの設定が原因と自力でつきとめたけどそこそこ時間がかかった)
勿論今でも分からないことは多い(というより分からないことばかり)けれど、今後やりたい表現を探す上でも調べる力は超重要。
正直これは講座うんぬんではなく、Blenderを扱っていると今後も起こることだと思うので調べた上で解決策をまとめて、知識を積み重ねていきたいです。
そんなわけで出来上がったのがこの動画。制作期間は停滞期間含めてざっくり7ヶ月。
本当に少しずつ進めました。
亀の歩みだけど完成させたのに意味があると思いつつ、また次に挑戦したいですね。

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